新卒社会人の鬱病奮闘記

社会人に成り果てた凡人のブログ

うつ病を治す方法3選

 
 
  うつ病になった時、まず休職という状況に迫られます。
 
この休職期間中にしっかりと体調を整えることが大事です。うつ病の再発率は非常に高く、70~90%の確率で再発します。なので、最初に罹患した時に、しっかりと療養に努めなければ休職後にまた再発する可能性がなります。
 
では、しっかりと治すためにはどんな生活を送ればいいのだろうか?
 
そんな疑問に、答える記事です。
 

うつ病になった環境から逃げる

 
うつ病による休職は1〜半年ほどと長期間の休みを指示されることが多いため、治すまでに非常に時間がかかります。
もし、あなたが休職を余儀なくされた時、仕事への影響や同僚・上司の迷惑を考えてしまうと思います。
 
病気とはいえ、長期間休むのは非常に気が引けますよね
しかし、うつ病で休職をする時はそういったことを全部忘れた方が良いです。うつ病になった原因にはよりますが、会社が原因でうつ病になってしまうことが多いと思います。うつ病になる原因は、明確にはわからないことがほとんどです。なんとなくこれであるというのはわかりますが、どれがトリガーになったのかはあまりわかりません。
 
あなたがうつ病を早く治したいと考えているなら、その原因からできるだけ遠ざからないければなりません。その原因が近ければ近いほどうつ病による不安感であったり、体調不良が起きてしまいます。
もちろん、病気の現状の報告や人事とのやり取りはしんどくても休職している以上しなければなりませんが、それ以外は社内携帯の電源を切ったりして意識的に遠ざけるようにしましょう。
 
「現実から自分を隔離すること」
 
これは、うつ病を治す上で非常に大事なキーワードになってきます。
 気負ってはいけません、休養はうつ病を治す上で非常に重要なことなのです。
 

できるだけ日光を浴びる

 
 
次に、生活のリズムについてです。どうしても長期の休みとなると夜更かししてしまったり、昼ぐらいまで寝てしまったりと不規則な生活をしがちです。
特にうつ病に罹患したばかりだと、体調やメンタル面の不調から不眠になったり何もする気力が起きないという状況に陥りがちです。
眠る必要はないので決まった時間にベットに入ったり、朝は日光に浴びるなどの細かいことですが、一つ一つのそういった努力がうつ病を回復へと導きます。
 
また、薬の影響で食欲が減退したり、眠くなってしまったり、そういった副作用が出ることがあります。その時でも、できるだけ生活のリズムを崩さない強い意志を持って病気と向き合いましょう。
 
そして、意識的に外に出ることを心がけましょう。ただ家の周りを散歩するだけで全然大丈夫です。日光を浴びて、外の空気を吸うことによって以前の生活に戻りやすくなります。
インドア派・アウトドア派関係なくうつ病になり休職期間に入ると外に出ることが非常に億劫になりがちです。働いていた時よりかはマシかもしれませんが、まだまだ日常生活を送るには不安定だと思います。
少しでも早く戻れるように
 
「3食食べる」「外に出る」
 
この二つだけでも意識できると生活がだんだんと楽になります。
 
 

薬は絶対に辞めない

 
 
治療の一貫として、抗うつ剤が処方されます。1日3回通常の薬と同じように朝昼晩飲むものが多いです。
ただし、抗うつ剤を服用している時は、アルコールタバコは厳しく制限されます。服用期間中は禁止のところがほとんどで、アルコールは特にうつ症状を悪化させる恐れがあるため飲まないほうが良いです。
そして、慣れてくると「今日は飲んでないや、明日飲もう」「1日2回でいいかな」など薬に対してルーズになってきます(経験談です笑)。
 
「医師から処方された薬は、毎日欠かさず絶対に飲む」
 
これも、早く復帰するための非常に大切なポイントになります。
 
ただし、薬の量をすぐに増やそうとしてくるクリニックには少し注意が必要です。薬を増やすことに不安を覚える人も少なくありません。
 
そのため現状のヒアリングをしっかりとしてくれて、尚且つ適切な処方をしてくれるクリニックを選定しましょう。
後々に、会社とのやり取りをする際、復職可否を決めるのは医師です。なので、復職を検討している人は評判の悪いクリニックにわざわざいく必要はありません。
 
「薬は最後まで飲み切ること」
「クリニックは慎重に選ぶこと」
 
 
病気と一緒に戦うパートナーを探すわけです、慎重にいきましょう!!
 
さて、治す方法といってもごく当たり前のことを当たり前にやるだけでうつ病は回復していきます。途中で辞めないことが非常に大事なのです。継続は力なり、これがうつ病を治すための1番のポイントになります。
 
それでは