新卒社会人の鬱病奮闘記

社会人に成り果てた凡人のブログ

共謀罪もといテロ等準備罪ってなんぞや・・・?

どうも某大学生です。

最近世論を騒がせている共謀罪ってなんなんでしょう。

僕は法学部生として知っておかなければいけないのですが

お恥ずかしいことに詳しく存じ上げていなので、調べてみました!!!

 

そもそも共謀罪ってなんだ?

共謀罪とは、

暴力団・テロ組織などの反社会的団体や、会社・政治団体・宗教団体などに擬装した団体による組織的な犯罪に対する刑罰の加重と、犯罪収益のマネー・ローンダリング資金洗浄)行為の処罰、犯罪収益の没収・追徴などを定める。 

と書いてあります。

んー、噛み砕いていうと悪巧みした奴事前に取り締まるからなってことですかね。

これと類似した法律が戦前ありました。

有名な治安維持法というやつですね、はい

治安維持法は、国体変革・私有財産制否定を目的とする結社・運動の取り締まりをするために制定されました。

治安維持法は信仰の自由や思想の自由を侵害する法律であったわけです。

 

何が問題なの?

共謀罪の問題は、治安維持法と同じ使われ方をしたならば、戦前と同じく思想・信仰の自由が侵されてしまうのではないかという点にあります。

 

なぜ制定しなければいけないの?

なぜ安倍さんはこの法律を制定したいのでしょうか?

これは2つの理由があります。

①テロなどの国際的な組織犯罪を防ぐため

②国際的な協調の必要性

近年、テロ組織などはインターネットなどの近代的手段を用いるため組織的に高度化してきました。

(パリでの無差別テロなど)

そのため、それを未然に防ぐためには共謀罪などの法整備を行う必要がある。

日本でもサリン事件など無差別のテロは実際に起こっていますね。それに対応するための整備ということですね。

 

テロ等準備罪になんで名前が変わったの?

 

共謀罪とは違うテロ等準備罪という名称で国会に提出されましたね。

これは国会で過去三度共謀罪が否決されているから名前を変えただけでなく、共謀罪よりもさらに該当する犯罪を絞ったから名称が変わったのです。(227の犯罪)

 

まぁ、さらに国会で通りやすくするためが主な理由だと思いますがね。

 

テロ等準備罪、日本に必要な法律かどうか判断しかねる点もあるかもしれないですが、テロが起きてからじゃ遅いって理屈は正しいと思います。

しかも、この法律一般市民には適応されないので、我々がビクビクする必要はあまりないはずです。

 

制定されるかどうかわかりませんが、制定されたら国民の権利が守られるように配慮されなければいけませんね。

 

 

それでは〜